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5月20日(日)東京大学五月祭見学
2018年05月16日 14:48
こんにちは。講師の山本です。
来週の日曜日(5月20日)は、毎年恒例となっている「東京大学五月祭見学」を実施いたします。6年前からこの企画を始めており、当時中学1年生で参加した子が今年は高校3年生となり大学受験を迎えると言うわけですから、月日が経つのは早いものです。
そもそもこの「東大の学園祭見学」を始めた理由は、「東大が最高学府だから」とか「東大を目指してほしいから」といったようなことではありません。純粋に「『大学』という学びの場を子どもたちに見てもらいたい」という気持ちから始めたものです。
小中学校とは大きく異なる「広大な敷地」「大きな教室」、小中学校にはない「実験器具」や「大型の実験装置」、自身の好きなことを追求し、研究内容を生き生きと話してくれる「学生」…こういったものに直に触れることで「大学へのあこがれ」「自身が大学へ通うイメージ」「自分の好きなことを追求していけばいいんだという今後の指針」を子どもたちが持ってくれればいいと思っています。
先の高校3年生も、中学1年次にみた東大のイメージを持つことで大学進学を見据えた高校選びをし、そしていよいよ今年は大学受験を迎えます。その子は東大を受験するわけではありませんが、中学1年生の時に接した東大の学生のように「自身の興味や関心を追求でき」且つ「社会貢献できる」場所を見つけたようです。そして、その場に辿り着くために塾に来て勉強しています。
今回の大学見学でもそういった思いを持ってくれる子が一人でもいてくれたらと願っています。子どものやる気が高まるポイントはどこに転がっているのかわかりません。私たち大人ができることは子どもたちにたくさんきっかけを与えることぐらいです。今回に限らず、今後の当塾のイベントを「きっかけ作り」として大いに活用してください。