駿英ゼミナールは南浦和、さいたま市南区の小学生、中学生、高校生対応の個別指導x少人数授業による受験を徹底サポートする学習塾です。



先生ブログ

小学生のうちに何をしておけばよいの?「シン・駿英ゼミナール」その2

代表

2023年05月25日 13:15

こんにちは、中山です。今月は2週連続の 社会科見学イベントでした

「東大五月祭見学」「米軍基地友好祭」

それぞれ内容は先生たちが ブログを上げてくれていますので詳細はそちらを見ていただければと思いますが、 これも含めて、駿英で考える小学生教育に関してお伝えしようかと思います。

 

これらの社会科見学 それぞれ30名ほどずつの参加者がいましたが8~9割は小学生、1~2割中学生ほどの割合です。部活動があり、なかなか中学生参加は難しいことが多いです。 なので小学生がメインのイベントになっています。

 駿英ゼミナールにおいて、社会科見学を実施している、理由、狙いとはなんなのか。

 

 ここでちょっと想像してみてください 学年は小6の子が二人います

(A君) 興味があるのはゲームとスマホ動画のみ。 YOUTUBEで見るのはゲーム実況と ポケモンカードに関するもののみ。 新しいものへのチャレンジにはワクワクよりも怖さや面倒くささが勝つ。自分が安心して知っている世界の中ですべては事足りるんだから、なぜ興味のないものに触れないといけないのか、自分の見慣れた既に好きなものだけに囲まれているのが幸せ。 新しく知ったり、学ぶものはストレスだから 避けたい 嫌だ

 

(B君) 今興味があるものは様々あるが、最近は友達からすすめられた昔のアニメをみてから、マシンやエンジンに興味を持ちだした。ロケットも調べてみると面白い。
すすめられたりチャンスがあればとりあえず飛び込んでみる。体験する、見てみる。やってみる。新しい出会いは世界が広がる楽しさがあることを「経験上」知っているからワクワクする。最初分からなかったり、不安だったり、興味が持てないことも
そのうち楽しくなるだろうという楽観的な予測をいつも立てている。

いかがでしょうか?「勉強できる」、「何を知っている」以前の部分が重要に思えませんか?

一般的には、どうしても小学生のうちにやっておくことと考えた時に、

「英語をやらせておいた方が」とか「プログラミングは必要なんじゃないか」とか

「今から数学はどんどん先取りして」「検定を取らせて」とか 子どもの能力という容器の中に

 「何を入れるのか?」といういわば枝葉の部分にばかり着目終始している学習塾は多いと思います。 そうすると、「あの子は勉強に向いている」「あの子は頭がいい」「あの子は自発性がある」「学習能力が高い」 とクラスわけが行われる。

 

これって塾が何か子ども能力を伸ばしているでしょうか? うーん怪しいですよね。

 

もちろん駿英でも一番最初の頃は、こんなもんかなと 普通の塾のようなことをやっていましたが、そうすると非常に絶望的なことが判明します

 

「入会した時から勝負は決している」ということです。子供の基礎能力 という部分に関して 「伸ばした」という実感は得られませんでした。

 

そうした時に上記したAくんBくんです。

これは当然ですが、何を学ぶ、身に着けるにしても、Bくんは早いし楽しく学べます。

もともとBくん寄りの子はどんどん成長します。Aくんのままだとなかなか大変です

 

つまり小学生の内だからこそやれること、それはB君のメンタリティを身に着けるための「学習」をしてゆく、ということです。 勉強は手段、であり、英語だろうとサッカーだろうと手段です。 何の手段なのか?

 

 それはB君のような

 「今は出来なくても、やっていけば分かるようになる、楽しくなる」

「最初の感情で決めるのではなく、とりあえず食わず嫌いせず飛び込んでみる」

「やってみないと分からないから、やってみる」

 

そう思えるような「体験」を作るためです。 これをいかに作ってゆくのか?

 そのために駿英ゼミナールでは「通常の授業」以外にも「教養クラス」そして

「社会科見学」を通して、 様々な手段で子どもを伸ばしてゆきます。やってみたら案外楽しかった、 達成感あった、面白かった。 そして体験いろいろしてみた中で特に「これはもっと調べたい、やってみたいと思えた」これが見つかれば最高ですよね。

 ただどれが当たるか分からないし、経験値が少なければ「楽しい、面白い」と

感じる感性も育ちません¥

 

 だからこそ、そのために「一歩踏み出すこと」これが一番大事です。

 

ですので塾生のご家庭で まだ社会科見学参加を躊躇されている方、教養クラス

 曜日的に行けるのにまだ行ったことのない方、そして駿英にまだ通ってないご家庭の皆様、是非お子様の背中を押してあげてください。

 

 「でも子供が乗り気ではない。子どもがやる気にならないと」、「子供の気持ちを優先したい、、、、。」

 学校行くのは面倒くさいから行かなくていい、宿題もやりたいときでいい。やる気になったらやればいい。子供は今気分でやらないことのリスクを想像できないし、計算もできません。だから、大人や先生が必要です。

 子どもがやる気になるから与えるものではなく、気が付いたら身についていたことが財産になります。「あの時送り出してくれてありがとう。」「あの時習わせてくれてありがとう」

大人になってから、与えてもらったことに気が付くもの、が財産なのではないかと思います。

 

自転車の補助輪外しと一緒です。まだ知らない体験、まだ見たことない世界は嫌だし、怖いというのが人間の初期設定です。こどももそうです。だからこそ一番最初だけ

「大丈夫だから、一回やってみてごらん」この大人の後押しだけが、子どもの大きな飛躍のための「小さな一歩」を支えてあげることができます。

 

 駿英ゼミナールで考える 小学生時代に身につけておきたいこと。社会科見学の意義、それは

「まだ見たことのない世界、自分にとって初めての体験をを楽しめた、という経験をどんどん作ってゆくこと」

 これが子供たちにとって の一番の原体験、成功体験になります。

その後何かを身に着けてゆくときの、大きな土台になっていくと考えています。

 

子どもが興味がない企画こそ、ご家庭の皆様で子どもの背中を押してあげてください。新たな価値観、新たな知識との出会いだけが子供の器を広げてくれます。

 

 ぜひ、ご参加ください。

 

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