先生ブログ


高校受験に必要な3項目(高校受験保護者会のお知らせ)

2025年01月29日 8:05
私立高校受験がひと段落しました。
ここが第一志望だった皆さん、ひとまずお疲れ様ですが、皆そのまま頑張ってますね。
入学後が大事ですからここから全くストップしてしまうと公立受験組と大きく差がついてしまうこと、そしてここは新たなスタートですから、みなさんまだまだ頑張っています。
そして公立受験組はここからですね。
最後のスパートです。日曜日も開けていますので、やれるだけやり切りましょう。
以下は中3の皆さんには昨年の春先から伝えていることでもありますが、
中学2年生 のみなさんは特にここから受験生になるにあたり
高校受験で失敗しない為に大事な項目を3つ先に、お伝えします。
①目標は大人が決めない。本人が決める
②高校受験をゴールにしない。高校入学は手段であり、その先のゴールやビジョンを作っておくこと
③模試や成績などの結果に一喜一憂しないこと。子供も大人も。プロセスに着目して、自分を正しく評価してあげること。
これはスポーツに例えても、当然のことですよね。
あなたは将来大リーグへ行きなさい。と大人が決めて、
強豪高校に入れば、オレは成功組だ!と本人は達成感覚を持ってしまう。
試合でのミスや、勝ち負け。試合に出れた出れなかったで、毎回親やコーチが一喜一憂する。
これではうまく行かないですね。
そうならないように上記3点を大事にして、自主性を育てる方向へ適切なアプローチの仕方をしていけば、必ず伸びる子にはなりますし、途中の通過点となる高校受験においても満足する結果はつかめます。
今年の中3の子達もここは皆クリアー出来てきています。
「あの結果を見て子どもを責めたくなりましたが、保護者会の話を思い出して我慢しました」
「本人が決めた進学先なので、もう親は応援するだけです」
本当にありがたいです。
ご家庭のご協力があるからこそ、今の中3の皆は 自ら勉強をしてくれる自主性が育ちました。
そこで今の中1中2のお父様お母様がた の目線に立ち返りますと
「高校受験?全然うちの子はそんなこと一ミリも考えていないです。ちゃんと受験生になるのか不安です。」
「受験生にちゃんとならない気がします。ここから変わるとは思えない。家での姿を見ているとひどいんです」
みなさんこういう気持ちのご家庭多いと思いますが、今の中3でも、高校生の子達でも、昔はそんな感じでした。
今年の中3の子達の中にも、昔は塾に行ってきますと家を出て、到着しない。ご家庭と塾で手分けして捜索して 連行する。そんな日があった子もいますが
今では、
「何時まで自習出来ますか??」
「英語のここの範囲のプリントが欲しいです。」
自分で時間と内容を選択できるように成長しています。ひとえにご家庭のご協力がなければこうはなりませんでした。
逆にいうと こうはならないように潰してしまう方法もあります。怖いですよね。子供のやる気や自主性が育たないように潰してしまう方法、あります。
①ご家庭がとにかく干渉をして、細かい勉強内容を把握し本人のできていないところを指摘、監督する
②目標は家庭が決めて強制する
③結果によって態度を変えて、尚且つ流布される正誤が定かではない受験情報に飛びついて、それによって子供を煽り、意識をもちなさいと一緒に焦らせるようにする
こうするとお子さまはもれなく、やる気のない、他人任せな、後ろ向きな、人に言われないとやらない受験生になっていきますね。
これは避けたいですよね。
ですので大事なのは
ご家庭の立ち位置を はっきりさせること。これが高校受験、に限らずですが、受験で子どもが力を発揮できるようになるための「基本」です。
それはすなわち
やった方がいいこと、と
やってはいけないこと
をはっきりと分ける。理解する
ここです。8割がた ここが結果を分けます。
ですのでその為の初めの一歩は「正しい情報を手に入れる」ということです。
埼玉県の公立高校、私立高校の受験において最低限のルールが決まっています。そこを抑えてないと、間違って流布された情報に流されてしまい、こんなはずじゃなかった、ということにもなりかねません。
その上で子供が自主性を持ち、伸びていくための環境を一緒に作ってゆく。これが駿英ゼミナールが高校受験において1番重要だと考えている部分です。
ですのでその第一歩として
2/22土曜日 文化センター会議室にて
中学二年生のご家庭対象の
「埼玉県高校受験対策 保護者会」を開催します。
時間は1830からを予定していますが、
中2の塾生のご家庭は基本ご参加下さい。お手紙は追ってお渡しいたします。
また塾生のご家庭のご紹介であれば席がある限りはお友達のご家庭もご一緒に参加可能です。
ご連絡お待ちしております。
南浦和、武蔵浦和、浦和 付近の高校に関しては毎年高い合格率は出していますが、
ルールを正しく抑えて適切な時期に適切な行動を行なっていけば、高校受験は実は勝率の高い受験です。
まずは走り出す前に、どの方向に走り出せば良いのか、優先順位はどこに持ってくれば良いのか?
を把握していただければと思います。まずはそこがスタートラインです。
是非ご参加ください。
【追伸】
大まかですが当日話をする内容
①埼玉県の高校受験制度
②1年間のスケジュールと、今までの成功パターン失敗パターンの話
③高校受験が子どもの将来にどう影響が出るのかと、併せて大学受験制度の現在の話
④卒業生、大学生 社会人の話。体験談。
ここら辺になると思います。塾生のご家庭親御様は 中2に限らずご参加可能ですので、奮ってご参加下さい。