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社会科見学 東京大学五月祭 その1 中山

2025年05月27日 17:39
どうも、中山です。先日の 5/25 東大五月祭に行ってきました。
子どもたちは班に分かれて 研究結果や学園祭の雰囲気を出店なども巡って 楽しみましたが
それと同時に駿英ゼミナールで行っているのは「大学生へのインタビュー」です。
2つ彼らのインタビューの例をお見せします
最初は 話しかけるのに躊躇する子もいますが、班行動の中で 今までに大学見学や米軍基地でインタビュー経験者もいます。大体誰かが口火を切ってくれることで
「僕も行けるかも」「私も行ってみよう」と 全員出来るようになります
自分から話しかけて 情報をもらってくる 経験自体に非常に価値はあるのですが、そして大学生、普段接する機会ないですよね。 お兄さんお姉さんたちも皆いい子たちで 駿英の生徒が話しかけると、基本とても丁寧にお話をしてくれます。 彼らが なぜその学部で学ぼうと思ったのか?なぜ東大を選んだのか? 将来何をしたいのか?
これを実際に目の前で話してもらう 聞くことが出来る、これは非常に大きな経験になりますし、最後に一緒に写真を撮ってもらい、 イメージですが、自分が東大に来るなら何部がいいですか?という質問にも答えてもらい 楽しい時間を過ごせました。
その他楽しい経験とともに、こういった原体験が 後々効いてくるんです。
駿英の子どもたちが手に入れたのは情報ではなく 彼らのためだけに時間を割いてもらった経験であり、自分から情報を引き出した経験です。 そしてそんなお兄さんお姉さんたちからの話で直接聞いたこと、様子や、研究内容を楽しそうに説明してもらった内容、空気感、表情、 これらは彼らの中で特別な体験として 五感を伴って刻まれます。
中学生のお姉さんたちは来年にも、小学生の皆さんは3年後5年後くらい先ですが、 「どこの高校を目指そうか?」
そんな時期が来ます。 その時に一般的にはみんな困ってしまいます 「どうやって決めればいいですか?」「北辰を受けてみて行けそうなところでいいですか?」
スポーツテストを受けて 自分の能力に向いているスポーツを選んでいい選手になる。こんなこと起こりますか?おきませんよね。
強烈に「ああなりたい」という存在がいる。 もしくは「あの人たちサッカーやってて楽しそう」 「将来大谷みたいになる久保君みたいになる」 ここですよね。大事なモチベーションの源泉は
これって子どもの進路において、何が当たるか分からないです。 だからこそ 駿英では「社会科見学」を行っています。体験したことの中にこそ、「あたり」が眠っています。かれらの個人的で強い動機の核になるような体験を作ること。これは小さいころにしかできません。
たくさんいろんな体験をしていれば、何かがきっかけになる、何かが引っかかる瞬間があります。
そうした「機会」をたくさん作ってあげること。 これが大人の役割だし、教育の大きな役割であると 駿英ゼミナールでは 考えているのではなく「確信」しています。
卒業生の大学生や社会人の子たちを見ていて、 たくさんの機会が、学校選択の時に効いてきます。キャリア教育では将来設計の話もしますが、その時に子どもたちが「イメージ」をすること。 仕事や人生設計 そして大学生活、高校生活をイメージできるかどうかが重要なのですが、 今回に限らず 駿英で行う大学見学は その時の大事なピースになってきます。
子どもたちの「個人的な」「強い原体験をともなう動機のもと」があるのか、ないのかで、子どもの出せる能力の最大値は大きく違ってきます。
ですから、皆さん、どんどん参加してください。
そしてさらに駿英の子たちは帰塾後に新聞も書きます。 アウトプットした内容はしっかり彼らの記憶の中に蓄えられますので、 またまた今後も楽しみですね。 今回の経験だけではなく、今後もどんどん「今しかできない体験」をたくさん作っていきましょう! 体験こそが財産です!
次回は6/29 角川ミュージアムです お楽しみに
また今回は先生方もたくさん お手伝いに来てくれましたが、後ほど 沖宗先生の方からも ブログに挙げます
三四郎池の写真を最後に挙げておきますが、これもなかなか風情もあって 良かったですね