先生ブログ
受験生の悩み
2025年12月22日 17:00
こんにちは、みなさん体調崩さず頑張っていますか。
高校受験もいよいよラストスパートの時期に入ってきました。
駿英の中3生は今は
「個人個人で自分の足りないところを先生にプリントを要求する」
時期に入ってきています。
受験生の悩みという部分で言うと ある意味腹を括り始めているなと感じています。非常に良い状況です。
どこら辺でそこがわかるかと言いますと、
志望校がブレるか、ブレないか。この一点です。 塾でも保護者の方とも面談をしている時期ですが、 中学校の三者面談の中で
「ここに落とした方が安全かもよ」と学校からアドバイスされている生徒もいましたが、
全員「いや、僕はここで勝負します」と突っ切っている様子です。
こうなれば大丈夫です。なんとかなるな、という感触です。
なぜ大丈夫なのか?
目標が下がらないと言うことは、勉強量も下がらない、最後まで走り切る動機が「自分の中に」ある 状態だと言うことだからです。
そういう子は最後まで「伸びます」
ここを目指してきましたし、ここでそう言えるだけの「練習量」を積んできたからこそ出てくるセリフです。頑張りました。ここからが本番ですが、本気で勝負ができる資格はある、そう評価してあげたいと思います。
逆に今回の題名にある、受験生の悩み。これは色々ありますが、突き詰めて考えると大体原因は一つです。
「練習量が足りていない」「自分のやってきたことに自信が持てない」
ここから全て、悩みが出てきます。
あそこなら受かるかな?下げた方がいいかな?
こう言うメンタル状況だと、下げようとも、そのままだろうとも、 心許ない残りのスパートになる。つまり、ここから伸びない。ということになります。
ですので不安だったり、人の言うことにぶらされたり、にならない為に。
本番が近づけば近づくほど、本当は
「すべての時間を勉強のみに集中する必要がある」
にも関わらず、家庭で揉め、学校で揉めて、塾で揉めて、と言う状況に「させない」ために、 事前から
それは一年前、二年前、三年前、小学校時代から、勉強だけでなく、習慣や、精神的な部分においても一歩ずつ成長する環境を整えていくのが、我々大人の役割です。
それでも現在、どうしようもない、家庭で揉めている、目標校どうしよう、
などという悩みがあるのであれば、最後は手は2つしかありません。
「自分で決めなさい」
「家にいたら勉強しないんだから、外に自習に行きなさい」
これくらいしかないです。
どこまで行っても人生の選択の一歩目ですから、材料が足りないとしても自分で子どもに決めさせるしかないです。最後はそれしかありません。
大体 のちのちもめるのは、大人主導で進学先を決めた場合です。
人間、自分の下した選択肢には最低限責任が持てます。
そして受験生の皆さん、不安になったり、あーでもないこーでもないと頭の中で考えている時間があるなら、
1時間英単語でもいい、数学の基本的な問題でもいいです。取り組んでみましょう。
少し、楽になるはずです。家にいていいことなんて、受験生は一つもありません。外に出てください。出来ればスマホは家に置いていきましょう。
練習以外、自分の気持ち、自分の立ち位置を助けてくれるものはありません。今頑張った記憶だけが試験会場であなたを支えます。
色々あると思いますが、頑張りましょう。必ずここで本気で取り組んだこと、やり切った経験が、後々君たちを支えてくれる1番の味方になります。
受験生は家にはいない、外に出る、
腹を括って目標は自分で決める。
余計なことを考える前に手を動かしていきましょう。必ず前進はしていけます。
駿英の生徒の皆さん、最後まで一緒に頑張りましょう!

