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先生ブログ

コミュニケーションスキルを身につけましょう

伊藤睦

2020年07月15日 11:41

 
皆さんこんにちは。講師の伊藤睦です。
中学生は期末試験に突入しましたね。
いままで学習して身に着けたことを遺憾なく発揮してほしいと思います。

さて本日は、
私が会社員時代に取り組んだことで生徒諸君に身に着けてほしいと
思うことについてお話いたします。

私が勤務していたのはIT業界の会社でした。
ですから技術に関する教育や学習は皆それぞれ一生懸命に取り組んでいました。
しかし、それを実務で十分に発揮できないということが結構あったのです。

そこで取り組み始めたのがコミュニケーションスキルの養成でした。

人の話を聞き、咀嚼して自分の考えを伝えるということは
どんな仕事をするうえでも必要なことですが、
それを養成するという活動を行っていなかったという反省からでした。

社内講師の一人として私が中堅・若手社員に話した内容を以下に整理いたします。


タイトルは、「人間関係を良くする3原則」というものです。
 ・オアシス
 ・和顔愛語(わげんあいご)
 ・傾聴

 3原則から構成されますが、本日は1点目の「オアシス」についてお話します。


1.オアシス運動の背景

  「当たり前の事ができていない」
  「人と会っても、まともな挨拶ができない」
  「人に何かをしてもらっても、お礼を言わない、言えない」
  「自分のミスに気付いても素直に謝ることができない」

  このような問題を解決しようとして生まれたのがオアシス運動です。


2.オアシスとは

  ご存じの方も多いと思いますが・・・

   オ:おはようございます

   ア:ありがとうございます

   シ:しつれいします
     しつれいしました

   ス:すみません

  なにかとギスギスしがちな人間関係を、挨拶によって
  砂漠の中のオアシスのように潤しましょう。
  といった意味ですね。


3.オアシス実践の注意点(1)

  挨拶のあるべき姿とは
   明るい声ではっきりとすることです(挨拶をする方もされる方も)

  一日の始まりは、今日一日よろしくお願いしますの気持ちを込めて
   「おはようございます!」


4.オアシス実践の注意点(2)

  家庭や塾や学校で

   ・声が小さく誰に向かって言っているのか?
   ・明るさのない声
   ・暗いとは言わないまでも無表情

  こんな感じで挨拶されても・・・という感じですね


5.オアシス実践の注意点(3)

  感謝のあるべき姿(人に何かをしてもらったとき)

   ・明るい声ではっきりと
   ・相手の顔を見て

  そうじゃないと相手は「本当に感謝してくれているの?」
  と思いそうですよね。


6.オアシス実践の注意点(4)

  素直に謝る
   ・何らかのミスをした場合
    周りや環境のせいにしない

    「僕らが中学の頃はコロナがあったから・・・」
     なんて言う人は、自分の成長を自ら放棄しているようなものです。


7.挨拶を中心とした再確認

  今までの話、自分を振り返るとどうでしょう?
   私は、今でも反省する点があることに気づかされます。

  気づいたら、基本に戻って「振舞う」ことからはじめましょう。

  習慣は、第二の天性です。
   継続と繰り返し

   まずはやってみる
   とにかくやってみる


さて、いかがでしたでしょうか?
そんなのおかしいと思う方は、ほとんどいらっしゃらない内容だと思います。
頭では誰でもわかっていると思います。
でもなかなかできないのも事実です。

「わかる」と「できる」の違いですね。


最初にお話しした通り、これはコミュニケーションスキル
スキルですから何度も繰り返し訓練して、
大脳の古い皮質に浸み込ませることが必要です。


塾の中でも生徒諸君がこれらを身に着けられるようにしていきますが
ご家庭でも是非ご両親が模範となってお子さんに接してください。

大人になって痛い目にあってから、「何とかしなくちゃ」と思い悩むより
頭も感性も瑞々しい今のうちから訓練する方が早く身につくはずです。

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